2022年4月に道路交通法施行規則の改定がされ、白ナンバー車両にもアルコールチェックの義務化が適応されました。これに伴い、運転者はアルコールの有無を記録簿に記入し、安全運転管理者は運転者が運転前後にアルコールチェックを実施しているかを確認し、保管しなければならないという新たな業務が追加されました。参考URL:警察庁配布PDFよりhttps://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzenuntenkanrisya/pdf/20211110tuutatu_1.pdfこの法改定を受け、紙やエクセルを用いて運用を開始された方も多いのではないでしょうか?しかし、印刷の手間や直行・直帰、深夜・早朝勤務など報告タイミングがバラバラなため、業務への適応に課題を感じる方もいると思います。そこで、運転者や管理者が業務で抱えている課題に対処する方法、そして管理しやすいアルコールチェック記録簿についてご紹介していきます。アルコールチェック記録簿とは?まず、運転者が運転前後に必ず記録しなければならないアルコールチェック記録簿に関する項目と注意すべきポイントについて確認していきましょう。アルコールチェックの記録簿には8つの必要な項目があります。【記録が必要な8つの項目】確認者名運転者名運転者の業務に係る自動車の自動車登録番号または識別できる記号、番号等確認の日時確認の方法 アルコール検知器の使用有無 対面でない場合は具体的方法酒気帯びの有無指示事項その他必要な事項ここで注意すべきポイントは、アルコールチェックの結果を記録するだけで終わりではないということです。安全運転管理者は複数名の記録簿を毎回確認し、記録簿を1年間保管しなければなりません。この継続的な入力や確認作業が日々の業務に負担をかける原因のひとつでもあります。ではアルコールチェックの結果を記録していくにはどうすればいいのでしょうか? アルコールチェック記録簿の雛形・テンプレートと記入例をご紹介前述した内容を踏まえて、次にアルコールチェック記録簿の雛形・テンプレートと、記入例についてご紹介します。まずは、紙やエクセルを用いて運用している方向けの記録簿の雛形・テンプレートについてです。アルコールチェック記録簿参考URL:一般社団法人 島根県安全運転管理者協会http://ankan-shimane.jp/docs/2022022200013/紙やエクセルで運用する方法はとてもシンプルですが、時間や手間がかかります。よって記録簿の雛形・テンプレートを入手したとしても、業務の負担は何ひとつ変わりません。そこで、運転者や管理者が業務で抱える課題に対処する方法として「クラウドサービス」を活用し記録をデータ化することをお勧めします。クラウドサービスを利用することがなぜ効果的なのか?そのメリット・デメリットについて以下に解説していきます。 【クラウドサービスのメリット】サービスの連携により運転者・管理者に対する作業(入力・確認・保管)の負担が軽減検測データの長期間保存が可能インターネットがあれば場所を問わずアクセスでき、一元管理が可能csv出力により監査対応も迅速に可能【クラウドサービスのデメリット】検知器の費用以外にも、クラウド費用の発生アルコールチェック義務化に対応した専用システムなので、他の業務に活用できない紙やエクセルを用いて管理するよりも、クラウドサービスの活用する方が運転者や管理者が抱える課題の解決に有効的です。しかし、コスト面の負担やアルコールチェック専用のシステムであるといったデメリットもあります。そこで、アルコールチェック義務化に対応しつつ、その他の業務改善にも利用できるクラウドサービスとして、サイボウズ株式会社が提供する業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」をご紹介します。kintoneの特徴として、運転日誌や顧客情報の管理、売り上げ管理など自社の業務に合わせた様なアプリをノーコードで作成することができます。そして大きな業務効率化が期待できます。 紙やエクセルでのアルコールチェック記録簿の雛形・テンプレートを用意することは重要ですが、クラウドサービスを活用すれば業務の負担を軽減し、効率的に運用できます。ここでkintoneを用いたアルコールチェック記録簿の雛形・テンプレートおよび記入例についてもご紹介します。 kintoneの記入例URL:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/apps/alcohol-check.html%3Cp%20align%3D%22center%22%3E%0A%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fcta-service-cms2.hubspot.com%2Fweb-interactives%2Fpublic%2Fv1%2Ftrack%2Fredirect%3FencryptedPayload%3DAVxigLLHrl6PUTD2w26EOZSimEK2oTThbxWqP9mPSablSf%2FC8fzsnw6H3HQPb7xUIiG6yrPGbYATQ8%2B5JyMEnIKq5m0phS4%2BFHlGNpb0PamgSZVEBbg%3D%26webInteractiveContentId%3D127057593893%26portalId%3D23242892%22%20target%3D%22_parent%22%20rel%3D%22noopener%22%20crossorigin%3D%22anonymous%22%3E%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%BE%A9%E5%8B%99%E5%8C%96%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%8B%EF%BC%9F%3Cbr%3E%E7%89%B9%E5%BE%B4%E3%82%84%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%EF%BC%81%E3%81%A1%E3%81%87%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%82%8B%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%3C%2Fa%3E%0A%3C%2Fp%3E作業負担を減らすアルコールチェック管理方法アルコールチェック記録簿は紙やエクセルではなくクラウドサービスに移行させるとメリットがありました。そしてkintoneを活用すれば、業務効率化が期待できることをご紹介しました。ではkintoneをさらに活用し、作業負担を減らすアルコールチェック管理方法をご提案します。 今回ご紹介するのが、弊社が提供しているクラウドサービス「ちぇっかる」というアルコールチェック管理ツールです。ちぇっかるは、ちぇっかる連携とちぇっかるデバイス連携の2つのプランを用意しており、お客様の事業規模や環境、想定されている運用方法に合わせて選択できます。ちぇっかる連携では、直行・直帰を対象に提供しており、LINE WORKSとkintoneを連携する「Joboco」を用いたサービスです。 既存のアルコール検知器から得た検査結果を、スマホからLINE WORKSのチャットに回答するだけで、誰がいつ登録されたかをkintoneにデータとして登録・集約できます。一方、ちぇっかるデバイス連携は、一度会社に戻られる方を対象に提供しておりAI画像認識付きアルコールチェッカーKAOIRO+とkintoneを連携させたサービスです。KAOIRO+を使用して顔認証や体温、呼気を検測することで、検測データを自動的にkintoneに登録し、集約できます。このように、ちぇっかるの活用によりアルコールチェック記録簿のクラウド化を実現するだけでなく、運転者と管理者の業務に対する作業負担を減らせることが可能なのです。%3Cp%20align%3D%22center%22%3E%0A%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fcta-service-cms2.hubspot.com%2Fweb-interactives%2Fpublic%2Fv1%2Ftrack%2Fredirect%3FencryptedPayload%3DAVxigLK%2BpKmkjPEv0pN%2Fmj189vo8IygTEoYPDL2Yd4kvaJRKElHV7dlMj%2Bjrqf%2FMolg6GwrSgbhtMgmHurJBf8mvqITgZPAbNC6H63adW%2B8KwLtKiDMVI%2Fud0%2Bnqr624OwTNGw%2Fj0Q%3D%3D%26webInteractiveContentId%3D132604631867%26portalId%3D23242892%22%20target%3D%22_parent%22%20rel%3D%22noopener%22%20crossorigin%3D%22anonymous%22%3E%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%96%E3%81%BE%E3%81%AA%E6%A5%AD%E5%8B%99%E6%94%B9%E5%96%84%E3%82%92Joboco%E3%81%A7%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%8B%EF%BC%9F%3Cbr%3E%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%82%92%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%EF%BC%81Joboco%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%3C%2Fa%3E%0A%3C%2Fp%3Eまとめ「アルコールチェック記録簿の負担を減らす方法 ひな形・テンプレート・記入例もご紹介」と題して、解説してまいりました。本記事では、アルコールチェック記録簿テンプレートの紹介と、作業負担を減らす管理方法についてご紹介しました。 紙やエクセルでの管理からクラウドサービスに移行し、kintoneを活用することで、運転者や管理者の作業負担を大幅に減らせます。ぜひ、本記事でご紹介した情報を参考に、より円滑なアルコールチェック運用を実現しましょう。アルコールチェック記録簿の管理方法について詳しく知りたい場合は、弊社にお問い合わせください。当サイトではアルコールチェック義務化への対応を考えている方や、kintoneを活用した業務効率化を実現したい方にダウンロード資料をご用意しております。ぜひ資料をダウンロードいただき、ご活用ください。